世田米中学校2年生19人が、森林環境学習「間伐体験」を行いました。
間伐体験に先立ち、10月27日に1回目の事前学習を行いました。
林政課の多田裕一課長補佐を講師に、住田町の林業の概要や取組み、東日本大震災応急仮設住宅、全国木の町サミットなどについて学びました。
10月28日には、2回目の事前学習を行いました。
町教育研究所「森林環境教育」カリキュラム開発部会で協議を重ね、先生方に色々なアイディアを出していただきながら指導計画を作成し、世田米中学校の山本正則先生と及川由美先生が指導者となって進行しました。
まず、なぜ間伐が必要かを生徒に考えてもらい、気仙地方森林組合の千葉憲一さんから解説をしていただきました。
続いて、木の模型を使い、どんな木を間伐したらいいのか考えてもらいました。
再び千葉さんから、間伐すべき木について解説していただきました。
翌10月29日には間伐体験を行いました。
今回、岩手銀行の支援で、A1サイズの学習パネル3枚を寄贈していただきました。ありがとうございました。
紺野寿美さん、水野清さん、佐々木慶逸さん、事前学習でもゲストティーチャーを務めていただいた、気仙地方森林組合の千葉憲一さん、藤優太さんに指導していただきながら間伐体験を行いました。
体験では、事前学習で学んだことを生かし、生徒が自分たちで間伐する木を選びます。
そして自分たちで木を倒す方向を決め、ノコギリで木を切ります。
(もちろん講師のみなさんがしっかりアドバイス・指導をしています。)
切った木は・・・
好きな厚さに切って・・・
お土産にしてもらいました(^^)
紺野寿美さんが、チェーンソーによる伐倒を披露してくれました。
丸太を直接持って運ぶのと・・・
どっとこ(トビ)を使うのと・・・
どちらが楽か体験しました。
山に入るという機会自体がほとんどないので、貴重な経験になったようです。
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