有住中学校1年生19人を対象とした森林環境学習「森林・林業を体験しよう」~種山ヶ原森林公園~が行われました。
これは、森林を散策し、森林の役割や良さを体感することを目的に開催されているものです。
種山散策の前日、8月28日(水)には、森の案内人の佐々木慶逸さんを講師に、事前学習を実施。
森林は、単に木材を生産するだけではなく、水をたくわえて洪水を防いでくれたり、山崩れを防いだり、キャンプなど憩いの場として利用されたり、多面的に利用されていることを学びました。
この日は、水とスポンジを使って、水源涵養機能を目で見えるかたちで学ぶことができました。
8月29日(木)、森の案内人の佐々木義郎さん、佐々木慶逸さんを講師に、種山ヶ原の散策を行いました。
天候にも恵まれ、気持ちよく種山を散策することができました。
物見山頂上に到着。
この日は絶好のコンディションで、岩手山も見えました!
山頂では、森の案内人さんから、種山ヶ原や宮沢賢治の話を教えていただきました。
校歌も歌いました(^^)
下山して駐車場を目指します。
種山で唯一山びこがかえる気象観測所に向かって、みんなでヤッホーしました(^^)
宮沢賢治が「種山の突端」と呼んだといわれている、空に突き出した岩「モナドノックス」。
賢治はこのモナドノックスの岩陰に野宿したかもしれないとのことです。
登山道が雨水の通り道となって削られているのを見て、森林や植物が何もないと土砂が流されてしまうことを目で確かめました。
東屋でひと休み。
物見山下山後、バスでせせらぎの広場に移動し、「オー!ディア」というネイチャーゲームを体験。
シカ役と環境役に分かれて行うもので、シカが増える→環境が悪くなる→シカが減る→環境が良くなる→シカが増える…という自然の摂理を、ゲームを通して学びましました。
ネイチャーゲーム「目隠しイモムシ」の様子。
目隠しをすることで、地面を踏む感触がはっきり感じられたり、鳥の声がよく聞こえたり、ちょっとした坂がとてもきつく感じたり…。そんな体験を通して、自然に親しんでもらおうというものです。
自然の大切さや良さを十分に体感することができました。
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