目指せ森の達人(マイスター)講座は、草花や樹木、動物など、各分野の専門の先生をお招きし、座学だけでなく、実際に屋外を歩きながら自然について理解を深める一般向けの森林環境学習です。
今までにない初の試みとして実施される本講座は、6月から3月まで、全9回の日程で開催する予定です。
記念すべき第1回目は6月16日(日)、「ネイチャーゲーム編」として種山ヶ原森林公園と遊林ランド種山を会場に開催し、町内外から24人の皆様に参加していただきました。
この日講師を務めていただいたのは、シェアリングネイチャー協会ネイチャーゲームインストラクターの近谷正広さん。
ネイチャーゲームを通して、自然の魅力を満喫させていただきました。
まずは、「フィールドビンゴ」というネイチャーゲームを楽しみました。
3人1組となって、ビンゴカードにある「ちくちくするもの」、「きのみ」、「きいろい花」など、16の自然のものを探すネイチャーゲームです。
フィールドビンゴは、遊林ランド~せせらぎの広場の間を散策しながら行いました。
ただなんとなく歩いてしまいそうな道も、フィールドビンゴをしながらだと色々なものが見えてきます。
次のネイチャーゲームは「木のシルエット」。
同じ種類の木でも、一本一本個性があって違うもの。3人1組、もしくは3人の代表が、これはと思う木の形を体全体を使って表現し、周りの人が、どの木を表現しているのかをあてるネイチャーゲームです。
これがとても好評でした。
続いてのネイチャーゲームは、「カメラゲーム」。
2人1組となり、一人はカメラ役、もう一人はカメラマンとなります。カメラマンは、まず思い出に残したい風景を決めます。カメラ役の人は目をつぶり、カメラマンがカメラ役の人を、決めた風景のところまで連れて行きます。カメラ(顔)をその風景の方に向け、シャッターを切る(カメラ役の人の肩をたたく)と、カメラ役の人は2~3秒だけその風景を見ることができます。次は役割を交代して実施。その後、目に焼き付いた風景をカードに描く、というネイチャーゲームです。
どのネイチャーゲームもとても好評でした。
大人になってから「ゲームをする」という機会自体ない方も多かったようで、とても新鮮な気持ちで自然に向き合うことができました。
とても楽しい時間で、リラックスもできました。
お昼をはさんで、午後は遊林ランド種山の研修室で、KYT(危険予知トレーニング)についての座学を行いました。
5~6人で班をつくり、自然体験活動での事故についてブレーンストーミングも行いました。
指導者向けのポイント等も教えていただき、とても充実した講座となりました。
目指せ森の達人(マイスター)講座は、素晴らしいスタートを切ることができました。
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